新型インフル GSK社製ワクチンの32%解約(産経新聞)
厚生労働省は26日、新型インフルエンザの輸入ワクチンのうち、英系グラクソ・スミスクライン(GSK)社製のワクチンについて、全体の32%にあたる2368万回分の契約を解約することで同社と合意したと発表した。スイス系ノバルティス社製のワクチンについては引き続き交渉中で、年度内にも結論が出る見通し。一部解約により、購入費用257億円が支出されずに済むという。違約金は発生しない。
厚労省は1126億円を使い、GSK社製7400万回分、ノバルティス社製2500万回分の計9900万回分のワクチンを年度内に輸入する契約を結んでいる。しかし、輸入が始まった今年2月には、すでに新型インフルの流行は下火となり、3月10日時点で3995回分しか出荷されていない。備蓄用としても多すぎるため、1月下旬から両社と一部の解約について交渉を進めていた。
GSK社製の残り5032万回分については再流行に備えて備蓄する。ドイツやノルウェーなどもGSKとの間で、約3割を解約することで合意している。
輸入ワクチンをめぐっては、国産ワクチンの不足が見込まれたことから、昨年10月に両社と輸入契約を締結。承認審査を簡略化した緊急輸入の手続きが取られた。
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太陽の塔 黄金の顔の目、40年ぶり点灯 大阪・万博公園(毎日新聞)
万博記念公園(大阪府吹田市)にある「太陽の塔」の黄金の顔の目玉(直径約2メートル)が27日夜、40年ぶりに点灯を再開した。大阪万博開催40周年記念事業の一環。28日以降も毎日、日没から午後11時まで光らせる。
塔前広場であったセレモニーで、日本万国博覧会記念機構の中井昭夫理事長と来園者代表の児童らが目玉の点灯スイッチを押した。その後、緑色のレーザー光線が当たった塔前面に「1970年大阪万博」の文字や当時のパビリオンが浮かび、花火が打ち上がると、歓声が沸き起こった。両親に連れられて当時、万博に2回来場した吹田市の会社員の男性(46)は「気付けば40年たっていた。再び、この場所でこの光景を見るとは思わなかった」と話した。
目玉の投光器は計128個の発光ダイオード(LED)を搭載。太陽の塔は芸術家の岡本太郎さん(1911〜96)の作品で、万博開催中は点灯していたが、経費面の理由などでその後は点灯していなかった。【土本匡孝】
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竹原市長の親族会社が落札=最低価格1円超で−鹿児島・阿久根(時事通信)
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の親族が経営する会社が、2月に行われた公共工事の入札で、最低制限価格を1円上回る価格で入札していたことが20日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、2月26日に実施された「総合運動公園施設整備工事」の入札で、計9社が参加したが、竹原市長の妹が社長を務める会社が446万477円で落札した。最低制限価格は446万476円(税抜き)だった。
ある市議は「最低制限価格は市長が決めるもので、疑念を持たれてもおかしくない」と批判した。
竹原市長が社長を務めたこともあるとされるが、同市長は「取材には応じない」としている。
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三笠宮さまが白内障手術(時事通信)
三笠宮さま(94)は17日午前、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)で左目の白内障手術を受けられた。宮内庁によると、手術は約30分間で無事終了した。18日に退院する予定。
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子ヤギ、14日にもデビュー 米子のトム・ソーヤ牧場(産経新聞)
【ふるさと便り】
鳥取県米子市の大山トム・ソーヤ牧場で今年生まれた子ヤギたちがすくすくと成長している。天気が良ければ14日にも、来場者らが自由に入れる園内の「めーめーランド」で公開される。
同牧場のヤギは、今年1月末から2月末にかけてのベビーラッシュでオス16頭、メス4頭の計20頭が誕生。うち1頭は一般家庭に引き取られたが、19頭は母ヤギの乳で元気に育ち、体長50〜80センチに成長した。
これまでは親と一緒に動物舎で育てていたが、今後は交代で来場者の前にデビュー。同牧場は「ヤギは人に懐きやすくかわいらしいので、ぜひ見に来てほしい」と話している。
開園は午前9時〜午後5時。入場料800円(小学生以下700円)。問い合わせは同牧場((電)0859・27・4707)。
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甲子園歴史館にゆかりの品寄贈 “球児の母”尼宝館元女将(産経新聞)
■思い出に残る魚津−徳島商戦
選抜高校野球の開幕を間近に控えた甲子園球場(兵庫県西宮市)に14日、新たにオープンする「甲子園歴史館」。80年以上に及ぶ球場の歴史を彩った思い出の品々が展示され、高校野球の名勝負のゆかりの品々も並ぶ。展示品には、甲子園でプレーした選手だけでなく、彼らを支えた人たちの思い出も詰まっている。
同県尼崎市内で半世紀以上、高校球児を受け入れてきた旅館「尼宝館(にほうかん)」は、昨年10月に閉館となったが、阪神電鉄の呼びかけに応じて昭和33年夏の魚津(富山)の選手の寄せ書きと平成8年夏に優勝した松山商(愛媛)の絵皿を寄贈した。「家で保管していても劣化してしまう。歴史館ができてよかった」と女将(おかみ)の田中美佐子さん(71)は感慨に浸っている。
昭和33年、尼宝館が初めて受け入れた魚津は準々決勝で徳島商と対戦し、延長18回引き分けの死闘の末、再試合で敗れた。魚津・村椿輝雄と徳島商・板東英二両投手の高校球史に残る投手戦。初めての高校球児に戸惑いもあった田中さんだが悔し涙を流しながらも寄せ書きで健闘をたたえ合う姿に胸を打たれ「試合の結果はどうであれ、とにかく元気な体のまま帰ってもらうことが仕事」と自らに言い聞かせるようになった。
昭和63年からは愛媛県勢の定宿となり、平成8年の松山商では優勝も経験した。だが、同じ松山商でも強く記憶に残っているのは、5年後の13年夏、準決勝で敗退した生徒だという。「準々決勝が終わって午後8時半に帰ってきて、翌日の第1試合で負けてしまった。疲れがとれないまま…。それが心残りで」
最後の営業日となった昨年10月31日には平成8年の松山商の選手の一人が訪れ、再会を懐かしんだ。かつて世話をした球児の中には、年末を迎えるたびに北海道から鮭を送ってくれる者もいるという。近年はホテルに宿泊する学校がほとんどだが、旅館ならではの人と人とのつながりが、思い出を色濃くしている。
「振り返ったら、一番幸せな人生だったと思う。近くに甲子園があったおかげです」。甲子園球場は2年半にわたるリニューアル工事で、すっかり様変わりしたが、球児たちとの思い出は、色あせることはない。
・ 鳩山邦夫氏、平沼元経産相との連携目指す(読売新聞)
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・ <ハイチ地震>PKO陸自技官、国連事務所を耐震診断(毎日新聞)
・ グループホームを実況見分=ストーブ周辺の洗濯物引火か−7人死亡火災・道警(時事通信)
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同県尼崎市内で半世紀以上、高校球児を受け入れてきた旅館「尼宝館(にほうかん)」は、昨年10月に閉館となったが、阪神電鉄の呼びかけに応じて昭和33年夏の魚津(富山)の選手の寄せ書きと平成8年夏に優勝した松山商(愛媛)の絵皿を寄贈した。「家で保管していても劣化してしまう。歴史館ができてよかった」と女将(おかみ)の田中美佐子さん(71)は感慨に浸っている。
昭和33年、尼宝館が初めて受け入れた魚津は準々決勝で徳島商と対戦し、延長18回引き分けの死闘の末、再試合で敗れた。魚津・村椿輝雄と徳島商・板東英二両投手の高校球史に残る投手戦。初めての高校球児に戸惑いもあった田中さんだが悔し涙を流しながらも寄せ書きで健闘をたたえ合う姿に胸を打たれ「試合の結果はどうであれ、とにかく元気な体のまま帰ってもらうことが仕事」と自らに言い聞かせるようになった。
昭和63年からは愛媛県勢の定宿となり、平成8年の松山商では優勝も経験した。だが、同じ松山商でも強く記憶に残っているのは、5年後の13年夏、準決勝で敗退した生徒だという。「準々決勝が終わって午後8時半に帰ってきて、翌日の第1試合で負けてしまった。疲れがとれないまま…。それが心残りで」
最後の営業日となった昨年10月31日には平成8年の松山商の選手の一人が訪れ、再会を懐かしんだ。かつて世話をした球児の中には、年末を迎えるたびに北海道から鮭を送ってくれる者もいるという。近年はホテルに宿泊する学校がほとんどだが、旅館ならではの人と人とのつながりが、思い出を色濃くしている。
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<伊方原発>弁に異常 30日予定の通常運転再開に影響なし(毎日新聞)
愛媛県は15日、今月4日からプルサーマル発電を開始し、調整運転中の愛媛県伊方町の四国電力伊方原発3号機(加圧水型、出力89万キロワット)で、1次冷却水を抽出して浄化し、再び戻すポンプの弁が途中で閉まらなくなるトラブルが発生したと発表した。このトラブルによる放射能漏れはない。ポンプは補助建屋にある3台のうちの1台で、残り2台は稼働しており運転に支障はない。今月30日予定の通常運転再開に影響は出ないとしている。
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反射鏡70台、太陽を追う 三鷹市(産経新聞)
太陽熱を従来より効率的に集められる先端技術を用いた施設「ビームダウン型太陽集光装置」の実証実験が4月から三鷹市で始まる。環境学習の場として提供するとともに、新技術の開発による産業活性化を図るため、同市とNPO法人三鷹ネットワーク大学、装置を開発した三鷹光器がパートナーシップ協定を結んで準備を進めてきた。
市が事業用地として有償提供した同市新川の市営住宅跡地に、太陽を追尾する楕円(だえん)型の反射鏡(ヘリオスタット)約70台がずらり並んだ。太陽光を鏡の2カ所で集光できるビームダウン型は世界初で、1500度の高温が得られるという。最新技術を実地に見学できる環境学習の場にすることで、地球規模のエネルギー問題について考える機会を提供する。
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<歌舞伎>中村壱太郎ら親子3代で会見…京都南座(毎日新聞)
京都南座で5日、初日の幕を開けた「三月花形歌舞伎」で、歌舞伎俳優の中村壱太郎(19)が近松門左衛門の名作「曽根崎心中」のお初に初挑戦している。かつて21歳でお初を演じた祖父の坂田藤十郎(78)は「若い人が一生懸命やっている姿を見てうれしかった。これから伸びていくだろうという姿を見られる幸せを感じました」と目を細めた。
57年前に復活上演された「曽根崎心中」は、当時、二代目扇雀だった藤十郎が歌舞伎になかった新しい女性像を作り出し、「扇雀ブーム」を巻き起こした。藤十郎はお初を演じ続け、昨年4月の歌舞伎座公演で通算1300回を達成した。
今回は相手役の徳兵衛を父中村翫雀(かんじゃく)(51)が務め、藤十郎が監修するという親子3代“共演”も話題に。初日の上演後には3人がそろって会見。舞台衣装のままの壱太郎は「初めて舞台に出た時、感無量のものがありました。お初の思いを大事にしながら演じました」と語った。27日まで。【濱田元子】
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57年前に復活上演された「曽根崎心中」は、当時、二代目扇雀だった藤十郎が歌舞伎になかった新しい女性像を作り出し、「扇雀ブーム」を巻き起こした。藤十郎はお初を演じ続け、昨年4月の歌舞伎座公演で通算1300回を達成した。
今回は相手役の徳兵衛を父中村翫雀(かんじゃく)(51)が務め、藤十郎が監修するという親子3代“共演”も話題に。初日の上演後には3人がそろって会見。舞台衣装のままの壱太郎は「初めて舞台に出た時、感無量のものがありました。お初の思いを大事にしながら演じました」と語った。27日まで。【濱田元子】
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<自殺サイト>「見届け役」被告に有罪判決 福岡地裁支部(毎日新聞)
インターネットの自殺サイトを巡る保護責任者遺棄事件で「見届け役」として集団自殺を手助けし、未遂に終わった男性を放置したとして自殺ほう助未遂と保護責任者遺棄罪に問われた福岡市東区、大学生、清水孝被告(24)に対し、福岡地裁久留米支部は5日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
竹尾信道裁判官は「4人もの人間の命を危険にさらし、男性1人に重い後遺症を招いた結果は重大だが、反省の気持ちを表している」と述べた。
判決によると、清水被告は昨年9月18日夜から19日未明にかけ、福岡県八女市矢部村で、自殺サイトで知り合った広島県の男性(31)ら4人が乗った乗用車内で練炭を燃やし、自殺をほう助。未遂に終わったが、意識が戻らない男性を福岡県久留米市のマンション駐車場に放置した。【丸山宗一郎】
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・ 官房長官と米大使が普天間協議 首相、陸上案提示は否定(産経新聞)
・ トヨタ問題で谷選手と面会=小沢氏(時事通信)
・ 国後沖銃撃、僚船14隻も船位装置停止認める(読売新聞)